コラムNo.3:オリジナルにこだわりたいなら。「施主支給」のポイント

お家づくりを初めて経験する人には耳慣れない言葉かもしれませんが、リフォームを中心に、いま増えている「施主支給」。お家づくりに使う設備などを、工務店やリフォーム会社ではなく、施主つまり住む人が直接購入することを指します。上手に利用すれば、世界にひとつだけの、愛着のある住まいになるだけでなく、予算的にお得になることも。今回はそんな「施主支給」のコツをまとめました。

こんなものも購入できる!インテリア編

リフォームでよく見られるのが、照明の施主支給。アンティークショップで雰囲気たっぷりのものを見つけて一目惚れして...というお話を聞きます。シンプルで武骨なアイアンのものや、ガラスビーズのシャンデリア、ミッドセンチュリーテイストのカラフルなものなど、空間の中心でアクセントを効かせます。インテリアショップなどでも多く取り扱っているので、何かひとつだけ取り入れて個性を出したい、という人にもおすすめ。リビングや玄関など、ポイントになる場所に使うことが多いようです。アンティークの場合は電気工事が必要になる場合があります。

インテリアでは他に、室内ドアや建材の一部に、アンティークのステンドグラスを取り入れたり、ドアノブや収納の取っ手を変えたり、というのも手軽でおすすめ。最初から施主支給前提というより、お気に入りのものを見つけたので、お家づくりに取り入れられないか担当の方に相談することがほとんどです。

家づくりがぐっと楽しくなる。設備・建材編

続いてはキッチン洗面などの設備。建築家やリフォーム会社おすすめのものも、使い勝手とデザインが考えられていてもちろんよいのですが、オリジナルの使い勝手にこだわりたい場合や、どうしても使いたいメーカーのものがある場合は、自分で購入したものを使うこともできます。たとえば水栓だけは海外のあるデザイナーのものを取り入れたいけど、家を建ててもらう工務店では取り扱っていない場合なども当てはまります。猫脚のバスタブや、海外メーカーのガスコンロなど、憧れを実現するために施主支給という手段を選ぶ人もいます。

意外と知られていないのが、壁や床材も施主支給できることです。手軽なものとしては、輸入クロスを購入し、オリジナルのインテリアを実現する人が増えています。輸入クロスは個性的でポップな柄もたくさん揃っているので、トイレなどの狭い空間や、部屋の一部にアクセントウォールとして使用することが多いよう。

また、キッチンや洗面のタイルもアクセントにはぴったりのアイテム。使ってみたいものがある場合は、早めに担当の方に相談しましょう。周りとの調和や組み合わせ方を提案してもらうこともできます。ショールームなどに足を運び、イメージをふくらませておきましょう。

ここに気をつけよう!施主支給の注意点

施主支給を成功させるコツは、とにかく早めにハウスメーカーや工務店、リフォーム会社に相談することです。もともと予定していたものと違う材料を使用することで、手間やコストが別途かかることがあるからです。設備などの場合は、施主支給でおトクなものを購入できたとしても、設置料が発生しますし、会社によってその金額はさまざまです。施主支給で結果的に予算を下げられることもありますが、安くするための手段というより、こだわりを実現するための手段と考えたほうが、お家づくりを楽しめるはず。

また、施主支給に慣れている会社と、そうでない会社があります。施主支給でお家づくりに積極的に参加したい人は、会社選びのときに建築事例をチェックして、施主支給対応例が多い会社を選ぶとよいでしょう。


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