コラムNo.7:今どき「床」情報 ~注目の新床材「ボロン」~

家のなかで、常に身体に触れている部分である「床」。つまり、床は住まいの心地よさや衛生面に大きな影響をもっているのです。また、面積も広く、インテリアの印象を決める大切な要素にもなります。「タイル」「フローリング」「カーペット」といったくくり以外にも、最近は新しい素材やデザインの床が発売され、住宅に取り入れられています。今回は北欧生まれの新床材「ボロン」をご紹介します。

水面のような涼やかな表情のフロウ・シリーズ

強くて、汚れにくいのが嬉しい

ポリ塩化ビニル(塩ビ)を織物のように織り込んだボロンは、畳のような質感とカーペットのデザイン性の、まさにいいとこ取りをしたような商品。すでに、店舗やホテルなどにも多く使用されています。

もちろん住宅にもおすすめで、キャスター付きの椅子を使ってもへたらないほどの耐久性が魅力です。長年の摩擦によって、カーペットは使用後数年で劣化してしまいますが、ボロンは見た目もほとんど変りません。また、天然サイザルなどと違い、裏面のバッキングと熱溶着しているボロンは、経年によるほつれにも強い構造です。

また、ボロンは、塩ビを編み込み、その下をバッキングした構造のため、ほこりやゴミ、液体が入り込まず、簡単にお掃除ができます。カーペットや畳ではしみ込んでしまって拭き取りづらい食べこぼし、飲みこぼしもさっと拭き取ることができて衛生的。ペットを飼っているお家にもぴったりの床材です。

光の当たり方や反射によって色の濃淡が変化する、クリエイト・シリーズ

ナチュラルにも、カラフルにも

新しい床材、といっても、ボロン社自体はスウェーデンで1949年に創立されたフロア材メーカーで、北欧のエッセンスが取り入れられたデザインの美しさにも定評があり、すでに世界30ヵ国以上で販売されています。

注目したいのがそのバリエーションの豊かさ。定番の「サイザル」だけでも12色のカラーがラインナップしています。落ち着いたクールなインテリアや和モダンの空間にはグレー系を、ナチュラルなインテリアにはベージュ系、など、お部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。

織り込む素材や織り方によって、様々なデザインが実現できるのも魅力。透明なフィルムを編み込むことで水彩画のような淡いグラデーションを表現した「フロウ」や、メタリックな「ナウ」、不規則なストライプ柄が美しい「エイト」など、多彩な表情は世界中の建築家やプロダクトデザイナーから高い評価を受けているほど。お部屋のインテリアを格上げしてくれるアクセントになるはずです。

都会的なストライプ柄が美しい、エイト・シリーズ

人と地球に優しいエコ床材

ボロンの質感はまるで畳のような柔らかさがあり、足に気持ち良く、歩行性が良いのも特徴のひとつです。表面に凹凸があり、水に濡れた足でも滑りにくく、さらっとした感触なので、脱衣場にも多く取り入れられています。

アレルギーの原因となるダニ・ほこりも通常のお手入れでほぼ取り除けるため、子どもの居るお家にも安心。子どもは大人よりも床からの距離が近いので、安全な床材はとても嬉しいですね。

エコ大国と言われるスウェーデン生まれのボロンは、人にとってだけでなく、地球環境への配慮もなされています。原材料については石油(ガス)を35%以下(ボタニックシリーズは約20%以下)に抑え、工場はすべて水力発電の電力を使用しています。

丈夫で長持ちするため、貼り換えなどを頻繁に行わなくて済むライフサイクルの長さも、環境にとって優しい要因のひとつです。

強くて優しい新床材「ボロン」、新築やリフォームなどでぜひ取り入れられてはいかがでしょうか?


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