コラムNo.15:健やかに育てる「子ども部屋」

家づくりで、意外と考えさせられるのが「子ども部屋」。そもそも、作るのか?作らないのか?作るとしたらどのように?きょうだいそれぞれに必要?子どもの人数や性別、年齢によっても変わりますし、それぞれの家族の考え方によっても千差万別。新築やリフォームなどでよく取り入れられている例をご紹介します。

子どもの年齢別 子育て空間

初めての子どもを迎えるときに、家づくりを考え始めるひとは多いもの。子どもが小さいときは、リビングの一部を子育てスペースとして畳コーナーにしたり、対面キッチンから見える位置にベビーベッドを置けるように家具の配置を考えましょう。おむつやおむつ専用ダストボックス、着替えなど、近くに置いておきたい荷物は意外とかさばる物が多いため、そのための収納も計画しておくと、リビングがすっきり片付きます。
畳コーナーの場合は小上がりにして、その下を引き出し収納にする例も、子育てリフォームではよく見られます。

1歳半くらいから走り回るようになるため、マンションなどの集合住宅ではご近所対策を。リビングにはクッションマットやコルクマットを敷くなど、衝撃と音を吸収してくれる床材を検討しましょう。

おもちゃの量も増えてくるため、リビングの一角の分かりやすい場所にしまう場所を決めておくのがおすすめ。一緒にお片づけすることで、片づけの習慣が身に付きます。

育ちざかりは遊びと勉強のバランスを

小学校に入り、お家で宿題などをするようになると、お部屋を欲しがる子どもも。すっかり定着した感のあるリビング学習ですが、学習、遊びとすべて同じ空間で行うと、メリハリがつかなくなるという悩みもたまに聞かれます。

そのため、ダイニングテーブル以外で、リビングの一角にちょっとしたスタディコーナーを設けるのが一般的になってきました。キッチンカウンターに作れば、お料理をしながら向かい合わせでやり取りができますし、壁際に長めに設けてきょうだい一緒に勉強したり、大人のパソコンコーナーをとなりに設置するのもいいですね。

また、この頃になるとお友だちを家に連れてくることも。子ども部屋がなくても、リビングの一角に子どもコーナーを作ってあげると、そこで一緒に遊ぶことができます。子ども用テントなど、隠れ家的な要素があるといっそう喜びますし、低めの壁と天蓋をDIYで作り、秘密基地のように楽しんでいた家族も。
最近は壁の一部をクライミングウォールにしたり、黒板塗料を使ってお絵かきできる壁も人気です。

あとから作る子ども部屋リフォーム

いまは夫婦ふたりだったり、子どもが小さくても、子ども部屋を作ることを想定してお家を作る例も増えています。具体的には、リビングの一角を将来のリフォームで仕切れるように、あらかじめ照明やドアの位置を計算しておくというものです。壁で囲ってしまったとしても、リビングの一角に設けることで、部屋に行く時に必ずリビングを通るため、家族の会話も生まれます。きょうだいの場合も、最初は同じ部屋で、大きくなるとそれぞれのプライベートな空間に仕切れるようにしておきます。

また、マンションの内部屋等で、後から設けた子ども部屋に窓がない場合は、内窓を作り、風と光を通すという方法も。双方からの光でなんとなく気配が分かり、安心するというメリットもあります。

独立した子ども部屋をいつ作るのかは子どもの個性にもよりますが、あらかじめ準備しておくことで、後からかかる費用を抑えられたり、空間を効率的に使うことができます。新築・リフォームに関わらず、お家づくりの時は、今後の家族の姿も想定して計画するようにしましょう。


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